繊維製品の洗濯表示に関するJISを改正
国際規格ISO3758に整合させ流通の円滑化図る
経産省
経済産業省は、繊維製品の取り扱いに関する表示記号、表示方法及び試験方法について規定したJIS L0001をこのほど改正した。
JIS L0001(繊維製品の取り扱いに関する表示記号及びその表示方法)は、国際規格ISO3758に整合させて、2014年に規定されたもの。その後、家庭用品品質表示法の繊維製品品質表示規定にも引用され、国内で販売される繊維製品にはJIS L0001に規定された繊維製品の取り扱いに関する表示記号(取扱表示記号)を表示することが義務付けられている。
今回の改正は、2023年にISO3758が改正されたことを受けて、それに整合させるためのもの。
今回の改正により、国内外の繊維製品に付けられる取扱表示記号の内容が同じになり、繊維製品の流通の円滑化や繊維製品の適切な取扱いに資することが期待される。
主な改正ポイントは、
①新たな記号の追加
②意味の変更
③記号の微調整
④意味の追加
の4つ。
なお洗濯表示はカーテンにも付与されている。
詳細は消費者庁ホームページ「新しい洗濯表示」より。
東京室内装飾新聞(第698号)より引用