「Apartment Hotel MIMARU」 増田セバスチャン氏、坂田夏水氏とコラボ

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 ダイワハウスグループの㈱コスモスイニシアが、東京および京都にて、訪日インバウンドなど中長期滞在志向のグループ客を主なターゲットに展開中の、「Apartment Hotel MIMARU」(運営:㈱コスモスイニシアマネジメント)では、このほど、赤坂、銀座の同ホテルの客室を使って、それぞれクリエイターとのコラボによる、これまでにないインテリア空間をオープンし、大きな話題となっている。





 オンラインインテリアビジネスニュースにて既報の通り、世界最大級の宿泊予約サイト「Booking.com」の日本法人ブッキング・ドットコム・ジャパン㈱では、世界に誇る日本のポップカルチャー「カワイイ文化」の第一人者として活躍するアートディレクター・増田セバスチャン氏とのコラボにより、東京・赤坂の「Apartment Hotel MIMARU東京 赤坂」の一室をこのためだけに改装した、ブッキング・ドットコムでしか予約できないスペシャルな宿泊施設「KAWAII Japanese Room – Addicted to Tokyo」をオープン。11月13~16日の3泊限定で世界同時予約を開始したところ、“秒単位”で予約が埋まったとのことで、11月18~19日の2泊分の追加予約を受け付ける人気ぶりであった。
 今回の「KAWAII Japanese Room – Addicted to Tokyo」は、増田セバスチャン氏が、「東京に夢中!」というコンセプトで、色彩と柄に囲まれつつも不思議と「和」を感じることのできる部屋となった。
 たとえば、畳に障子、座布団など和の雰囲気がありながら、和柄をモチーフにした柄だけでなく、アニマル柄や「TOKYO」という文字の柄を全ての面に張り巡らせ、柄×柄のインパクト抜群の部屋を創出。増田セバスチャン氏のアイコンのひとつであるクマを折り紙にしたかのような独創的なオブジェを設置し、どこから写真を撮ってもカワイイ世界が切り取れる、インスタ映えする空間とした。





 もうひとつの「MIMARU銀座EAST」は、東京メトロ有楽町線・新富駅徒歩数分のエリアに、11月14日にオープンした。
 この「MIMARU銀座EAST」(全37室)では、一部の客室とエントランスのデザイン㈱夏水組(坂田夏水代表)が監修した新しい和の空間をインバウンドのグループ客向けに提案している。夏水組監修のデザインによる客室は2室。
 テーマは「MODERN JAPONISM STYLE」で、鮮やかなダークブルーのベースに、古くから縁起がいいとされている「獅子地紋」を施した壁紙や、同じ「獅子地紋」の柄をもとに、伊勢型紙と注染という伝統技法を用いて製作されたベッドスローと枕カバー、さらに歌舞伎の舞台背景でもおなじみの松のアートパネルを採用(いずれも特注品)。
 このほか、襖紙にも「霞に獅子」デザインの薄鼠色の襖紙(夏水組ECサイト中)を使うなど、壁紙のダークブルーに加えて、内装材もダークウッドを基調とするなど、新しい和の世界を表現している。